診察のご案内Medical contents
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診察についてAbout examination
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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8:30〜12:00 | ● | ● | ● | ● | ● | 8:30〜13:00 | × |
14:00〜17:30 | ● | ● | ● | ● | ● | × | × |
診察内容Medical treatment contents
各種検査
目に関する検査を行います。違和感等感じましたらお気軽にご相談ください。
- 視力検査
- 眼圧検査
- 角膜検査
- 網膜検査
- 色覚検査
- 屈折検査
- 眼底カメラ検査
- 視野検査
- レントゲン検査
- OCT(光干渉断層計検査)
- アレルギー検査(当日結果が分かります)
手術
すべての手術を日帰りで実施しております。白内障手術を始め手術による治療が必要な場合はご相談ください。
病状と手術の必要性
点眼薬によって眼圧を降下させる治療を行ったにもかかわらず、視野欠損が進行する場合に手術が必要になります。
手術によって眼圧をさらに降下させます。眼圧を降下させることによって視野欠損の進行を遅くさせる、または停止させることが目的です。
したがって、すでに障害された視野欠損部が回復するものではありません。
白内障がある場合には、同時に白内障手術も行います。
手術の概略
眼内の水(房水)を眼内に流出する経路を作ります。
眼球にトンネルを作り、眼内の水が眼外に流出することによって眼圧が降下します。眼外に流出した水は結膜(白目)の下に溜まり、血管に吸収されるようになります。
作成したトンネルがふさがらないように抗がん剤であるマイトマイシンCと呼ばれる薬剤を手術中に一時的に使用します。
病状と手術の必要性
まぶたが下がっているために視野が狭くなったり、眼が疲れやすかったり、顎が上がった地、眠そうな表情になったりしています。
改善のためには手術が必要です。
手術の概略
1. まぶたの皮膚がたるんでいる場合には余分な皮膚を切除します。
2. まぶたを上げる筋肉が緩んでいる場合には筋肉を短縮します。
1、2を同時に行う場合もあります。
病状と手術の必要性
角膜(黒目)の鼻側から結膜(白目の皮)が角膜へ侵入してくる病気です。充血、涙目、ごろごろ感、乱視、視力低下の原因となります。
翼状片が瞳孔を覆ってしまうと手術しても視力は完全には回復しません。
従って適切な時期の手術が必要です。
手術の概略
[翼状片切除+結膜移植]
翼状片を切除します。
切除した部位に他の部分から取った正常結膜を移植します。また、必要に応じて、再発を抑制する薬を使用する場合があります。
病状と手術の必要性
網膜の中心部に小さな穴(円孔)ができたために視力が低下したり、ものが歪んで見えたりします。
薬などで改善する可能性が低いため、手術が必要です。
手術を行わなくても失明する可能性は低いですが、視力がさらに悪化することもあり、後に手術を行った場合、視力が改善しないことが予想されます。
手術の概略
水晶体を摘出し、人工水晶体(眼内レンズ)に取り替えます。硝子体を切除し、内境界膜(網膜の表面の膜)を剥離し、最後に眼内に空気を注入します。
これだけでも黄斑円孔は閉鎖する場合がありますが、手術後に顔面を下に向けることによってさらに治る可能性が高くなります。
顔面を下に向けることは48時間を目標に行っていただきます。(延長する場合もあります)
病状と手術の必要性
涙の排水管(鼻涙管)が詰まっているため、眼脂、流涙、涙嚢炎がおきます。
改善のためには涙嚢鼻腔吻合術とよばれる手術が必要です。
手術の概略
鼻涙管と鼻腔内をつなぐバイパス(新しい涙の通り道)を作ります。
また、その道を維持するため、シリコンチューブを挿入し、鼻涙管に留置します。手術の時に鼻の中にガーゼを入れ約3日間鼻に入れておきます。
チューブは約3ヶ月程度留置します。
病状と手術の必要性
まぶたに腫瘍ができていると、診断や治療のために摘出手術が必要となる場合があります。切除後に眼瞼の形成を行う場合もあります。
腫瘍には、良性腫瘍と悪性腫瘍があり、判別には摘出して病理検査を行う必要があります。
手術の概略
腫瘍を切除し、まぶたを形成します。
病理検査の結果、悪性腫瘍であった場合は、追加の治療や手術が必要になる場合があります。
病状と手術の必要性
網膜に裂孔(裂け目)ができて、そこから液化した硝子体、房水が網膜の下に入り込み、網膜が浮き上がり、網膜剥離となります。
放置しても改善の可能性が低く、失明する可能性が高いため、手術が必要になります。
水晶体が手術の障害になるため、摘出し、人工水晶体(眼内レンズ)を移植します。
手術の概略
裂孔の原因となっている硝子体を切除し、網膜下液を排出して、網膜を復位させます。
裂孔周囲をレーザーで凝固し、特殊なガスを注入し、網膜剥離を治します。
手術後の安静や体位の維持が大切です。
病状と手術の必要性
糖尿病が原因で糖尿病網膜症となり、レーザー治療を行っても網膜の病状が進行、重症化し、増殖性糖尿病網膜症となります。
増殖性糖尿病網膜症は網膜に増殖膜が出現し、網膜を牽引したり、網膜剥離を起こしたりします。
放置すると失明する可能性が高いため、手術を要します。
手術の概略
硝子体を切除し、増殖膜を除去します。剥離した網膜を復位させ、網膜周辺部にレーザー治療を追加します。特殊なガスまたはシリコンオイルを注入し、網膜を治療します。
手術後はうつぶせの姿勢が必要となります。うつぶせの期間は医師の指示によります。
手術でシリコンオイルを使用して増殖が停止した場合は、数ヶ月後にオイルを抜去する再手術が必要になります。
病状と手術の必要性
眼球が左右で異なる方向を向いている状態です。これにより整容的に問題があります。
また場合によっては、ものがダブって見える複視の原因になっています。
改善のためには手術が必要です。
手術の概略
結膜(白目の部分)を切開し、眼球の方向を決めている眼球に付着している筋肉を短縮したり、筋肉の付着部を後ろにずらしたりして、眼球の向きを正面に近くなるように修正します。
病状と手術の必要性
まぶたが内側に内反しているため、まつ毛が目に触れており、瞬きによって目に傷ができる状態です。
手術の概略
まぶたの皮膚を切開し、まぶたの筋肉を一部切除し、まつ毛が外側に向くよう、糸で縫合します。
まぶたを支える腱がゆるんでいる場合は、短縮して張りをもどし、余分な皮膚を切除し、傷を縫合します。
手術の概略
緑内障フィルトレーションデバイスと言う、ステンレス製の手術機器を使用します。
この手術機器を眼内に挿入し、人工的に房水(眼の中の液体)を眼の外に排出することで、眼圧を下げ、視神経障害の進行を止める、あるいは遅らせる効果があります。
この緑内障インプラント手術機器は、眼圧を下げるための緑内障のお薬やレーザー治療などの治療法でも十分に眼圧が下がらない場合に使用します。
病状と手術の必要性
網膜の静脈が閉塞して血液が流れなくなったことにより、網膜が浮腫(はれている)状態です。
改善のための決定的な方法はありませんが、現在有効とされている方法に手術療法や薬剤の硝子体注射、レーザー治療があります。
手術の概略
白内障の手術と硝子体手術を行います。
最後に眼内レンズを挿入してステロイド薬を注入します。
病状と手術の必要性
網膜の中心部(黄斑部)に膜ができて、それが視力低下やものが歪んで見える原因となります。
カメラに例えると、フイルムにゴミが付いている状態です。
手術の概略
眼に小さな穴を開けて、そこから硝子体を切除し、黄斑部の膜を除去します。
白内障がある場合は、白内障の手術も同時に行い、人工水晶体(眼内レンズ)を挿入します。
術後は数ヶ月かけて視力が徐々に改善し、歪みもとれていきます。
しかしながら、歪みの完全な消失は困難と予想されます。
病状と手術の必要性
眼の中の硝子体と呼ばれる部分に出血して血液が溜まっているために、視力が低下してしまいます。
出血を除去することにより視力が改善する可能性があります。
手術の概略
角膜(黒目)の脇から眼内に器具を挿入し、出血とともに硝子体を切除します。
必要があれば白内障の手術も同時に行い、人工水晶体(眼内レンズ)を挿入します。
また、手術中に出血原因が判明した場合には、レーザー治療などを行います。
場合によっては、手術終了時に眼内に空気を注入し、眼球の形を維持することがあります。
病状と手術の必要性
涙の排水管(鼻涙管)が詰まっています。そのため眼脂、流涙、涙嚢炎が起きます。
改善のためには手術が必要です。
手術の概略
ブジーと呼ばれる針金状の器具を目頭の涙点から挿入し閉塞部位を穿刺します。
その後涙管チューブという細い管を鼻涙管に挿入します。涙管チューブは約3か月間留置します。
その後は1~3週に1度通院し通水検査を行い鼻涙管の洗浄を行います。
年度 | 白内障手術件数 | 単焦点レンズ | 乱視用レンズ | 多焦点レンズ | 多焦点乱視用レンズ |
---|---|---|---|---|---|
2015年 | 513 | 387 | 87 | 31 | 8 |
2016年 | 524 | 386 | 98 | 40 | 0 |
2017年 | 444 | 289 | 112 | 43 | 0 |
2018年 | 439 | 296 | 102 | 35 | 6 |
2019年 | 677 | 431 | 144 | 68 | 34 |
2020年 | 710 | 321 | 205 | 65 | 119 |
2021年 | 694 | 397 | 162 | 60 | 75 |
2022年 | 787 | 504 | 179 | 48 | 56 |
2023年 | 781 | 540 | 145 | 26 | 70 |
年度 | 硝子体手術 | 流涙症手術 | 硝子体内注射 | その他 | 手術実施総数(白内障手術件数含む) |
---|---|---|---|---|---|
2015年 | 129 | 207 | 283 | 406 | 1538 |
2016年 | 93 | 176 | 324 | 396 | 1513 |
2017年 | 113 | 127 | 387 | 333 | 1404 |
2018年 | 77 | 114 | 341 | 291 | 1262 |
2019年 | 87 | 152 | 398 | 363 | 1677 |
2020年 | 77 | 98 | 319 | 280 | 1484 |
2021年 | 78 | 81 | 293 | 260 | 1406 |
2022年 | 76 | 89 | 341 | 346 | 1639 |
2023年 | 45 | 119 | 358 | 379 | 1682 |
目の治療
手術以外の薬剤注射やレーザーなど各種治療を行っています。
- 緑内障レーザー治療
- 網膜レーザー治療
- 後発白内障レーザー治療
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- 眼底出血
- 流涙症
- 眼瞼けいれんボトックス治療
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その他
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